人の命が500万円
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強制送還のガーナ人死亡、二審は遺族側の逆転敗訴
朝日新聞デジタル 1月18日(月)15時34分配信
(抜粋)
成田空港で2010年、強制送還中のガーナ人男性が急死したのは、東京入国管理局職員の過剰な制圧行為が原因だとして、遺族が約1億3千万円の損害賠償を国に求めた訴訟。
法務省の調査では、送還に携わった入管職員らが、内規で原則認められない結束バンドや、タオルの「猿ぐつわ」で拘束していたことが判明。ガーナ大使館が日本政府に抗議し、欧米でも「非人道的」などと批判された。
14年3月の東京地裁判決は、「入管職員の違法な制圧行為による窒息死だった」として、国に約500万円の支払いを命じていた。
この裁判、東京高裁で国側の勝訴になり遺族の請求は棄却される。真実の確かめようも無い私には、その判決に対して意見をいえる立場ではありません。驚いたのは一審・東京地裁で国の非を認め下された判決。「人の命が500万円」。