久々に田舎に帰ると
えらいこっちゃ!なんじゃこりゃ?!?!?!!!
庭一面が高さ2m弱の藪(やぶ)。花が咲き、実(種)がなっている。
昨年12月末の記事、「初体験、精力絶倫の黒にんにくパワー!」の中で「大根5本を残して間引きしました。大根を収穫するのは、来年の2月頃でしょうか。」と書いたのですが、収穫に行くことが出来ずこのありさま。
上の写真で大根を思いうかべる事が出来る人は少ないでしょう。大根パワーは凄い!
やぶを刈り、やっとの事で掘り出した、こやつらが犯人の大根様。ひょっとして食べる事が出来るかもしれないと、調理しようとしたのですが固くてまるで木の根っこ。とても食するのは無理でした。
今回は知人を魚つりにつれてきました。
フグは当然のこととして、小グレ・ベラ・ガシラといつものように入れ食い状態。釣り経験の少ない初心者の知人はすっかりはまってしまい、今日は帰らなければいけないという3日目、私は近くの観光名所に案内して帰ってもらおうと思ったのですが、昼頃目を覚ました私に「釣りに行きたい!」。
結局3日間魚釣り三昧。
その3日目の事。いつも釣れる赤いベラではなく配色の美しい求仙(きゅうせん)ベラの雄のほうばかりがつれます。大量にいるようで(水がきれいなので見えています)他の魚が餌に喰いつくことが出来ません。もっと大きければおいしい高級魚なのですが、この大きさでは料理をするのも面倒です。幸い小さいので釣り針を飲み込むこともほとんど無くキャッチアンドリリース。
しばらくするとなんだこれはこれはこれは!!!鰯(いわし)です。
イワシでどうしてそんなに驚くのかといいますと、私がここの海をホームグラウンドにして何年にもなりますが鰯が釣れたのは初めて。といいますか、大阪湾でも昔は大量に鰯がいましたが最近は見かけなかった。私が海で鰯の姿をみるのは久しぶりです。思わず感動!いわしが沢山いるとサバや青物と呼ばれる魚も秋には大漁のはず。イワシを根こそぎ(回遊魚ですが)漁獲して肥料にするのは好くない事だと思います。他の魚を獲る漁師さんにも迷惑でしょう。オキアミやイワシは海の生態系の根本です。
それからはいわしの入れ食い状態。さっきのベラよりも上層を泳いでいるのでもう餌を投げ入れればイワシいわし鰯。浮きもいりません。投げ入れた時点でイワシが喰いついています。私はすぐに飽きてしまって(食べきれないでしょ!)、いわしの切り身を餌に釣ってみましたが、残念ながら釣れるのはフグだけ。竿を置いたのですが、知人はやめる気配がありません。もう知人が帰る最終のバスの時間です。私一人、釣り場をはなれ先に帰宅したのでした。いわし料理の準備をして待っていると、結局その知人が私の家に帰宅したのは午後7時、あたりが暗くなってからです。持ち帰ったバケツには鰯いわし鰯イワシ鰯!酢味噌と塩焼きと煮つけ、サイズが小さいので(うるめいわしサイズ)塩焼きと煮つけは骨ごと食べることが出来ます。めちゃ旨!塩焼きだけでも20匹以上、2人であっというまに平らげてしまいました。
知人はとゆうと、テレビで女子バレーボールの試合を見ながら私の手料理でビールを飲んだ後、3日間のお礼にと1000円札一枚を置いてタクシーに乗って帰っていきました。
磯に咲いていた白い可憐な花。海風と潮の滴にさらされる岩の上にも花は咲きます。自然のパワーは凄いのです!名前をご存知の方はお教え下さいね。